
無駄遣いを減らし資産を守ったとしても、
賃金上昇より物価上昇が上回ると結果的に資産は減ります。
資産減少を防ぐために節約で浮いたお金で資産運用することを考えます。
この記事で解決できること
- 資産運用について考えるきっかけが得られる(超初心者向け)
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超低金利時代だが、物価は上昇している
銀行の金利は底這いです。
参考までに私が使っているメインバンクの金利(2019年12月現在)を調べてみました。
例えば100万円を普通預金に1年間預けた場合、0.001%の金利なので利息は10円(税引き後は9円)です。
定期預金金利 | 0.02% |
普通預金金利 | 0.001% |
外貨預金(米ドル)金利 | 0.01% |
その一方で2015年基準 消費者物価指数 全国 2020年(令和2年)6月分 (2020年7月21日公表)を見ると、
2015年と比べ2020年6月現在で1.7%上昇。
例えば2015年に100万円で買えたものが、2019年12月には101.7万円に値上がりしたことになります。
さらに2019年10月から消費税が10%に増税されていることもマイナスに働きます。
つまり、銀行の普通預金に預けておくと、増えないどころか目減りするのです。
資産運用にはどんなものがあるか?
リスクが低い順に、資産運用を並べてみました。
1日中パソコンの前に座っていられるデイトレーダーならFXなど値動きの激しい取引を行うことができますが、
フルタイムで働くサラリーマンはソーシャルレンディング、純金積立など値動きが少ない取引を行うのが無難な気がします。
各種取引にはリスクが付きモノ。比較的リスクが低いといわれる投資信託も元本割れするケースが多々あります。
さらに手数料が高いことも注意しましょう。
これらを踏まえて、自分のライフスタイルに合わせた資産運用を検討します。
定期預金 |
個人向け国債 |
ソーシャルレンディング |
純金積立 |
投資信託 |
IPO |
株式投資 |
FX |
外貨預金 |
先物取引 |
暗号資産(仮想通貨) |
長期運用とリスク分散を心掛ける
資産運用はギャンブルではないので、短期で儲けようせず複利で長期運用するのが基本です。
例えば、金利が2%のときに複利で100万円を預けた場合、前年度の元本+利子=今年度の元本、となるので、雪だるま式に増えていきます。
但し借金をした場合も雪だるま式に増えるのでご注意を...。
元本 | 100万円 |
1年目 | 102万円 |
2年目 | 104万400円 |
3年目 | 106万1208円 |
また、ある投資先に全額預けたときに、その投資先が倒産するとゼロになります。分散投資でリスクを下げましょう。
まとめ
資産運用はいきなり上達しないので、少額から練習してみましょう。
私も最近株を始めました。
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